犯人は85歳で更新し87歳で暴走事故を起こした

共同通信社の2019年5月7日のニュースによると、
東京・池袋で乗用車が暴走し、母子2人が死亡した事故で、乗用車の機能検査の結果、アクセルとブレーキに異常がないと判定されたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)は事故当初、「アクセルが戻らなくなった」と説明していたが、警視庁はアクセルとブレーキの踏み間違いが原因の可能性が高いとみて捜査している。
事故を起こした運転手は2年前に免許の更新をして、今年87歳になっていた。

70歳からは3年更新だが、80歳以上も同じ3年で良いのだろうか?

85歳の高齢者が免許を更新してもそのさき87歳までの2年間に若い人では考えられないぐらいに身体や判断力、反射神経などが衰えるものではないだろうか? いや88歳までは全然問題ないという人がいるのでしょうか。91歳でも大丈夫だ、と言い切れるのでしょうか? 94歳は? それとも97歳だと言いたい人がこの日本のどこかにいるんでしょうか。 80歳になったら免許の有効期限は1年とすべきだと私は考えます。(別の検査もして返納の勧告も併せてすべきだと思います。) 私は今62歳ですが、80歳になったとき、もし免許の更新が毎年となっていても毎年更新を受け入れます。追加の試験もして、若い人との差が大きくなっていれば返納も考えます。

現在の道路交通法では75歳以上の運転者は3年に1回の免許証更新時に認知機能検査を受けることになっています 。また更新時以外でも一定の違反行為があった場合は、新設される臨時認知機能検査を受ける、となっている。しかし免許更新後、最初の発生事故が大事故にならないという保証はない。

まず75歳以上の運転免許保有者の数だが、下のグラフは内閣府のサイトで「高齢者を取りまく現状」という記事の中に出てくる資料で、年々免許の保有者数は増えている、そして今後も益々増えていくと予想されていることが分かる。

次に75歳以上の運転者の死亡事故件数 だが、これも下の同じく内閣府の資料を掲げるが

75歳以上が突出して多いことが分かる。普通、二十歳未満や20~25歳あたりの年齢が、最も多く事故を起こすものだという、イメージがあると思いますが、実際は75歳以上のおじいさんやおばあさんの運転による死亡事故が最も多くなっているのです。

このような実際のデータからも75歳以上は危険なのです。だからせめて80歳以上は3年ではなく毎年更新のチェックをするようにすべきだと私は思いますし、できれば免許は返納して、自家用車に代わる交通手段、例えばタクシーの利用や、ヘルパーさんの活用、自分の家庭の事情に合わせて工夫して生活に不便が出ないように考えるべきだと思います。人を殺したりすることのないように考えるのは人生の大先輩としては、当たり前、当然のことではないでしょうか。若いころの運転技術は、もう衰えて危険をはらんできているのだという自覚を持たなくてはならないと思います。


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