便秘のお悩みをお持ちの方は多いと思います。私自身も10年、20年と便秘気味の時が長くありました。若い時は、少々の便秘ぐらいあっても、それほど悩むということはありませんでしたが、それが長く続いていくと、痔が発症したり(痔の出血は痛みがあるので辛いものです)、気になる悩みに段々となってきます。それで私の場合は、便が固めで出にくいという症状だったので、薬局の人に水酸化マグネシウムのお薬を勧められ、これは 便に水分を与えて軟らかくして便を出やすくするという薬でどこの薬局でも置いてあるし、値段も安価です。これを飲んでいれば毎日の排便が随分楽になり、緩下剤という分類で気分的にも楽に飲んでいました。(取りあえず、即効性を得たい人にはお勧めの方法です。体験から言って効果間違いなしです。)これはこれで問題ないのですが、それでもやはり薬というのはできれば飲まない方が良いと思い、もう7~8年前になりますがやめる決心をしました。その時に薬に代わってしたことは、
①毎朝、海藻入りの野菜サラダを食べる。(水溶性の食物繊維が多く含まれており、便を柔らかくしてくれる)
②サラダには*オリーブオイルを多めにかけて食べる。
③極力、毎日散歩でもよいから運動をする。
水分を1日の中でこまめに取り、便が固くならないようにする。お茶はなるべく、緑茶ではなくほうじ茶にする。(緑茶やコーヒーにはカフェインが含まれていて、利尿作用があるので)コーヒーは好きだけれど1日に1杯までにしておく。
 *オリーブオイルの効能: オリーブオイルにはオレイン酸という成分が含まれており、小腸など
 で消化吸収されにくく、大腸を刺激して排便を促す効果があります。 また便に適度な油分を与
 えることで、便の滑りが良くなり便通を良くします。105歳まで医療現場に立ち続けた聖路加
 国際病院の故・日野原重明先生も、オリーブオイルを毎朝飲んでいたそうです。

最近、追加で便秘対策として取り入れているのは、夕食前にカルピスを1杯飲むということです。これは水分補給だけでなく、乳酸菌が腸内の環境を酸性にして悪玉菌の増殖を抑えるのと、大腸の働きを活発にしてくれるからです。

一番大事なのは朝必ず便意が無くてもトイレで排便しようとする。朝起きたら排便したくなるように少し意識する。こういうことは、最初はなかなかうまくいきませんが、つまり結局出ないということもありました。でもそれを毎日意識的にやっていると、だんだんと朝排便する習慣ができてきます。こうして徐々に薬を断ち切ることができるようになっていきました。そして一度習慣になれば難儀することは滅多にありません。そうした中でこれは最近ネットから得た知識ですが表題の「腸腰筋」というものを知り、これも今後の生活の中に取り入れようと思っています。

腸腰筋を鍛える運動をするときの体勢を示したイラスト。椅子に腰かけて、両手は椅子の座面の両端を握るようにしておく。
手は椅子に添え、背筋は伸ばして

腸腰筋は骨盤と大腿骨、骨盤と背骨をつなぐインナーマッスルと言われる筋肉で、椅子に座った状態で片足を上げて10秒程止める、という運動を左右交互にすることで鍛えることが出来ます。これを鍛えることで、便を排出する力が強くなり便秘対策の一つになります。この運動をしている最中にも便意が来ることもあり、効果はかなりあると思います。

1日の食事や仕事、運動、いろいろな体の動きが規則正しくなってくると排便習慣もできてきます。身心の健康を考えれば、便秘対策というのは意外に重要なことではないかと思います。
そしてこのような排便習慣が、便秘対策をするうえでとても重要な要素になると思います。
こうして便意が規則正しく来てくれれば次は便を排出する力を高めるため、この腸腰筋を鍛えるということがさらに排便をスムースにしてくれます。排便習慣はこのように微妙なもので、身につくにはかなり時間がかかると思います。でも手に入れれば、健康になったという実感もわいてきますし、仕事にも気分よく打ち込めるようになると思います。



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