最近AIというものがよく話題となっていますが、これまでもコンピューター、パソコンはすでにあった訳ですからAIとは、単なる今までのコンピューターとは違った何かということですよね。
AIとはArtificial Intelligenceの略です。 人間と同じようなもしくはそれを超える思考能力、知能を人工的に作り出したもの、というような定義になるのだろうと思います。 人工知能は「特化型人工知能」と「汎用人工知能」の2つに分けられ、 自動翻訳、 自動運転技術やPONANZAなどの将棋AIも特化型人工知能と言えます。現在では、人工知能関連の研究のほとんどがこの特化型人工知能の研究になっています。 それに対して 人そのもののようなふるまいをする、といったものが汎用人工知能で、それは単に目的が汎用となっているだけでなく、意思を持っているということになります。現在のコンピューターは勿論、意思を持ってはいません。この意思を持つかどうかという点が、人間の脳とコンピューターとの大きな違いだと思います。

人間の脳には意思がある。それがコンピューターとの大きな違いである。

コンピューターは人間が命令を与える、つまり操作することで働くが、人間の脳はコンピューターのように機械的に動作する部分と、その部分に対して命令を発する別の部分、もしくは働きが備わっているということではないだろうか。そういう働きが「意思」ということではないだろうか。それに関連して、行動の目的や直観による予測、好みなども今のコンピューターにはないものだ。それこそ直観的にではあるが、コンピューターは「意思」を持つようにはならないのではないかと思います。「感情」なども同じようなことで、もしコンピューターが笑ったり、怒ったりし始めるようなことがあれば、怖いことですよね。

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