一昨日の令和1年6月26日、自宅の隣にある貸しガレージの隅の方に見慣れない大型の鳥がじっとしておりました。私が住んでいるところは神戸市です。

普段見慣れない鳥が駐車場の隅にいた                   

ネットで調べてみると、これは’アオサギ’というのによく似ています。足が弱っているようで、ほとんど動かないのですが、ときどき首を上に伸ばして辺りを見ているような仕草をします。首を伸ばすと1mぐらいはあります。けっこう大きな鳥です。この界隈で普段見る鳥といえば、ハトやカラス、それに雀ぐらいです。たまにこうもりも見かけます。それらの鳥と比べると格段に大きくどのように対処したらよいのか困ってしまいます。今このブログは鳥が来てから3日目ですが、まだ駐車場から出ていく気配は全くないです。でもこのままにしておくと、食べるものがないのでいずれ弱って死んでしまうと思います。それで昨日ネットで調べると神戸市総合コールセンターというのが見つかり、「ケガや病気で弱っている動物や野鳥を見つけました。」という場合の問い合わせ先として「神戸市鳥獣相談ダイヤル」というのがあったので、すぐに電話しました。すると自分でその鳥を捕獲して傷病野生鳥獣救護病院というところまで搬送すればその後の処置はしてもらえるとのことでしたが、捕獲といっても、こんなに大きな鳥をどうやって捕獲するのか、勿論経験もありませんし、それは無理だと思いました。そう言うと、先方は野生鳥獣は自然のままにしておくのが原則で、しばらく見守るようにしてください、というのです。もしこの鳥が自然に回復すればいいですが、なんとなく直観ですが治らない気がするのです。このままずっとここに居ても、餌を食べられないし衰弱して死んでしまうだろうと思われます。「だから見守ってください」と言うことは、「見殺しにしてください」と言っているのと同じことだと思います。阪神大震災の後、兵庫県は多額の借金があり2016年度決算で震災関連の借金残高は4386億円ある。2011年3月の東日本大震災では国は復旧・復興事業の地元負担を実質ゼロにした。これを考えると兵庫県議会からは「不公平だ」という声も上がっているが、その求めに国が応える様子はないという。話が横道にそれてしまいましたが、そういうことも関係しているのかなと思います。

神戸市がダメなら今度は県に相談してみよう

それで、またいろいろとネットで調べると今度は県の役所で兵庫県農政環境部環境創造局自然環境課 野生鳥獣係というのが見つかり、そこへまずはメールを打つことにしました。内容は困っていますが、どうすればよいでしょうか、ということです。どんな返事が来るのか、ちょっとだけ期待して待っていました。そのあと向こうからメールによる返事は来ませんでした。スルーもしくはシカトされました。やはり予算がないため丁寧な返事をする余裕がないのでしょうか。こちらの現場的には市か県かわからないですが職員と思われる人が2~3人やってきて駐車場にいる鳥を写真に撮っていました。そのあとまたもう1回来ましたが、その時は様子を見に来ただけでした。鳥の写真を撮ったり、見に来るだけだったら誰でもできます。この行動は何か意味があるのでしょうか。

最終的な結末やいかに?

この鳥のことを近所の人と話をしていたら、近所で動物好きの奥さんがいて、なにかプラスチックの容器に水と餌を入れるようになりました。餌は何かの魚のようでした。どうやら鳥はそれを飲んで食べたみたいでした。それから3~4日するとそれまであまり動かなかったのが、駐車場内ではありますが、結構移動できるようになり80cmぐらいあるブロック塀の上にひょいッと飛び上がることもできるようになりました。最初はいつも車の後ろの方でじっと隠れていたのが、車の前に出ていることもありました。餌をやりだして7~8日たったころ、ついに鳥の姿がどこにも見えなくなりました。おそらく空へ飛んでいったのでしょう。どこか、川や森のあるところに行ったんだと思いました。ところがいなくなったその日の夕方に、また駐車場のいつもいた場所に戻ってきていました。飛んで行ったけれども良い水場、餌場が見つからなかったのかもしれません。そして次の日、鳥はまたいなくなりました。今度はもう帰ってくることはありませんでした。この間、2週間足らずの出来事でした。足が治って鳥が本来おるべきところに帰っていったんだと思います。振り返ってみると、近所の奥さんが鳥に水と餌を与えたのが良かったということになるでしょう。ペットにするつもりではないので「餌付け」などではなく、保護と介護ということだと思います。良い結末を迎えられてほっとしています。この事例が同様のことが起きた時の参考になれば、私もうれしいです。

様々なサギの姿勢、ポーズ

駐車場に今いるサギを時々見ると、首引っ込めている場合と、伸ばしている場合があり、同じサギでもかなり違って見えて面白いです。それぞれの姿を写真で示しておきます。違う鳥ではないかと思うほどです。





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