歯の健康について、ちょっと考えたことですが、疲れた時などに飴を舐めたりすると思いますが、私も以前は普通においしいキャンディをよく食べていましたが、最近はキャンディではなくキャラメルにしています。
なぜかというと舐めているとき、舌を使ってそのキャンディを口の中で動かして、キャンディが歯にカンと当たることがよくあります。私は子供のころ甘いものを食べて口をゆすいだりしなかったせいで、よく歯医者さんに行って虫歯の治療をしてもらいました。私の奥歯はほとんどみんな詰め物がしてあるので、こういうことをしていると、その衝撃により詰め物が外れやすくなりそうな気がして、 それで柔らかい材質のキャラメルのほうにしたのです。 80歳になったときに自分の歯が20本以上あるようにしよう、という運動がありますが、私もそれを目指したいと思っています。

自分は今いったい、歯が何本あるのかと思って数えてみました。29本でした。あと9本抜けても20本はあります。
ところで通常、大人の歯の本数は何本あるのか調べると、基本は上下に同じ本数が生えていて犬歯(けんし、肉食動物では’牙’になる)が左右1本ずつ、その間に生えたまえ歯が4本、おく歯が左右4本ずつ、そして「親知らず」が一番奥に生えたら左右各1本。だから親知らずが生えてないなら、上の歯で犬歯2+まえ歯4+おく歯4×2で14本、下の歯も同じく14本なので、全部で28本になります。私の場合は上の右奥に1本生えているので29本となります。そして歯医者さんの言うのには、抜くのはそこそこ大変だし、私の場合は放っておいても大丈夫(横に向かって生えたりはしていない)とのことなので、そのままにしています。

というわけでキャラメルなら口の中でいくら動かして、歯にあたっても問題は起きません。
ただ、美味しい飴は、キャンディならたくさん種類があるのですが、キャラメルはお店に行ってもあまり多くの種類は売られていません。森永やグリコなど昔ながらのものが数種類ある程度で、あまり自由には選べないのが難点です。

キャラメルを噛んで食べる人は、気を付けて!

キャラメルでも噛んで食べるとそれが歯にくっついて、治療で歯に詰めた金属などが外れることがあるそうです。
飴を噛まずにずっと最後までなめるのなら歯に対して問題はない(私はそのタイプ)ですが、噛んで食べる人もいるかと思います。その場合は、キャラメル(ソフトキャンディというのもあります)が上と下の奥歯に強くくっついて、次に口をあけるときにキャラメルにくっついた詰め物が歯から外れてしまうことがあるのです。
私は、お餅か何かで食事中に詰め物が取れてしまった経験があります。そのようなことが起きた場合は、その詰め物は捨てないで、きれいに洗いビニール袋かなにかに入れておいて、後日歯医者さんに持って行きましょう。ムシ歯にはなってなくて、詰め物が外れてしまっただけなら、それをもう一度セメントと言われる接着剤で歯に接着するだけで、簡単に治療してもらえます。かなり治療が楽になります。
歯があまり丈夫でない人は参考にしていただけたら良いと思います。

口の中の糖分がムシ歯の原因となる

ここまでは歯のことを考えると同じ飴でもキャンディーよりキャラメルを食べるようにしているという話でしたが、そもそもキャンディーもキャラメルも糖分のかたまりですから、食べたあとに飴の糖分が口の中に残らないように、お茶や水を飲んで口の中をすっきりさせておくことがムシ歯予防には大切なことです。

通常、人の口の中にはムシ歯菌というのが居て、食べ物に含まれる砂糖などの糖質をエサにして強い酸を出し、歯の表面にある固いエナメル質と言われる部分を溶かして歯を蝕んでいきます(虫歯のシャレ(笑))。また砂糖だけでなくデンプンなどの炭水化物も唾液に含まれる酵素のアミラーゼによって麦芽に分解されるため、これもまたムシ歯菌のエサになってしまいます。だから甘いものを食べた後はもちろんですが、通常の食事をした後にもお茶とか水を飲んで口の中の余分な糖質、炭水化物を洗い流しておくようにするべきです。歯磨きをするのがベストでしょうが、私はコーヒーや紅茶、ジュースなど糖分を含む飲み物を飲んだ後は、極力お茶や水を飲むようにしています。また唾液はアルカリ性となっていて、虫歯菌が増殖するのを抑えたり、虫歯菌によって作られた酸を中和する働きをするので唾液にも虫歯を抑える働きがあるのだそうです。唾液には口の中を清潔にする役目があるということです。

段々お腹が出てきて甘いもの自体、食べる量が減った

色々キャラメルのことを書いてきましたが、最近はキャラメルに限らず甘いものをそれ程食べなくなりました。中年以降、どうしても運動不足で食べたいもの飲みたいものをどんどん飲み食いしていると、間違いなく太ります。皆さんもダイエットされている方が多いと思いますが、太ることは健康を害する場合が多いので、ある程度の年齢になるとどうしてもダイエットを意識します。だから以前買っていたキャラメルも今たくさん残っています。仕事で疲れた時などにたまに食べる程度になっています。

甘いもの以外でも、非常に硬い食べ物、例えばいかり豆、良く乾いたスルメイカ、少し焼き過ぎのめざしなど、大体ビールやお酒のつまみになるものに固いものが多いですが、これらは美味しいですが歯のためには要注意! 私も昔は好きでよく食べましたが、よく歯医者さんの世話になっていたので、今は極力食べないようにしています。もし食べるなら、歯を傷めないように注意しながら食べます。

このぐらい食生活に注意をするようなってからは、歯を治療することは滅多にありません。歯磨きも10分近くかけて、隅々まで磨き残しが無いようにしています。(人によっては毎食後、歯磨きされる方もおられるようですが、私はそこまでできないので朝食前だけです。それから、10分以上の磨き過ぎもかえって歯に悪いらしいです。大切なエナメル質を削ってしまうからです。)それから夜寝る前は、必ず口をゆすいで口の中を綺麗にします。これも歯磨きとなるとちょっとハードルが高いですが、ゆすぐぐらいなら簡単なので続くかと思います。こういうことは習慣になってしまうと、それ程面倒ではなくなります。みなさんも歯を大事にしてください。歯が健康でないと食事も楽しくできないですから。

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