まず小説とエッセイの違い
エッセイは事実や作者の経験を元に書かれたもので、ノンフィクションとも呼びます。
これに対して小説は作者の作った虚構によって書かれた文学作品ということになります。
ネット上にはブログが豊富にある
今のインターネットが普及した現代においては、ネット上に種々様々なサイトやブログがあふれています。何かわからないことがあった場合、ネットで検索すれば、その専門のサイトは当然だが、個人のブログでもけっこう有益でわかりやすいブログも多く、どのサイトを見るか、何を参考にするかの選択肢は非常に多くなっていて、何が良いかの判断はある意味で難しくなってきているほどだ。勿論何を選ぶかは個人の自由である。私個人はネットに慣れていないときは、ウイキペディアをよく利用していました。今でも芸能ネタなどはそれを見ることは多いです。しかしある時、息子の通っている大学の先生の話として、授業内容に関して分からないことを調べる時、ウイキペディアは使ってはダメということでした。その理由は、教授は政治学が専門でしたが、ウイキペディアで調べると内容が間違っているということでした。その道の専門家から見ると、間違っていることがけっこう書かれているということなので、やはり知識は正しいものを知りたいですから、それなら調べ物にはウイキペディアを使うのはやめようとその時決めました。それ以来、何かをネット検索して仮に一番にウイキペディアが出ていても、それは外して他のサイトを見ていきます。
このようにネット上には様々なサイトがあふれているわけですが、ブログに関して言うとある事柄についてのそれを書いた人の感想や、体験談やその人の持っている専門知識及び持論などその人が書けることが書かれているということになります。ネットが無かった時代に今のブログにあたるものは何かと考えてみると、それはエッセイ(随筆)になるのではないかと思います。昔は本屋さんで本を色々立ち読みして、あっこれは面白いなと思った本を買って読むということは勿論多かったと思います。その本のジャンルは色々でしょうが、その中にこのエッセイというものもあったのです。今の時代なら出版社の方には悪いですが、本屋さんに行かなくても、思いつくキーワードで検索してみれば、その言葉に関するサイトが無数に出てきて、その中の気に入ったサイトを好きなだけ読めばよい。立ち読みと同じでもちろん無料。良い時代だなと思います。そういう私自身、このブログを書いているので、皆さんに面白いと思って読んでもらえるようなものを書いていこうと思っています。よろしくお願いします。
ではエッセイとブログの違いは?
ブログは文章のプロでなくても手軽に書いてネットにアップできるので、気軽さ、手軽さそして無料で読めるという面が強いですが、その品質や信ぴょう性など、少しグレードの面で落ちることは否めません。それに対して、エッセイはプロが執筆したもので、文学作品という分類に入ると思います。だから手軽なブログを読むか、有料のちょっと高尚なエッセイを手間をかけて手に入れて読むかという選択になるのだと思います。どちらにするかは、その人の考え方次第ですし、エッセイの方が良いと考える人であってもその時の気分で、今回は手軽にネット記事で済ませておこうという場合もあるでしょう。結局エッセイもブログもそれぞれに価値があるという事だと思います。
アメリカでの’エッセイ’とは
アメリカではエッセイというと学校教育における論文のことを指すようです。中学、高校、大学における日常的な試験や、大学入試、日本からの留学の際の出願時に必要となる小論文のようなものです。日本での随筆や作文とは全く違うもので、その書き方も形式が決められていて’五段落エッセイ’という形式をとらなくてはならない。
導入と主張・意見をまとめた第1段落。その主張・意見を説明する3つの理由と、それぞれの理由をサポートする文章で構成される第2~4段落。最後に、第1段落の主張・意見を繰り返し強調する第5段落。日本的に例えれば”起承転結”という文章の構成のことです。
だから内容的に日本でいう随筆を書いてしまうと完全にアウトとなる。非常に論理的で、相手を納得させるものになっていないと合格点はもらえない。「私はこう思います」という文章はすべて駄目ということです。
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